グループホーム


エレベーターで2階に上がると左右それぞれに玄関があります。グループホームは和風住宅「楓」と洋風住宅「メイプルリーフ」の2つのユニットで構成され、それぞれ9居室あります。この建物内では外気に面した窓から中庭へと空気が流れる風の通り道をつくりました。日本人が昔から引き継いできた、夏場を過ごす知恵を生かしながら四季を感じた生活がしやすい住環境をしつらえました。また日本の医療福祉のトップに贈られる「医療福祉建築賞2002」にみごと輝いた「ならのは居住空間」では“癒しと安らぎ”を求めている認知症の方にきっと穏やかな生活を取り戻していただけます。ぜひ一度遊びにいらしてください。

食事・喫茶
 朝食、昼食、夕食とおやつを独自につくります。その方の嗜好も踏まえ暖かい食事をご利用者と一緒に作

 ります。 
健康管理
 協力医療機関による毎月の往診により健康管理を徹底します。
 内科:月2~3回往診
グループホームの日中と年間行事 内容 
 お買い物、お散歩し地域との交流を深めております。
 四季の行事として地域、ご家族で企画・運営しています。

■楓 (身体お元気さん向き)
和のこころを大切に設計された本格的な“数奇屋住宅”を感じさせる空間デザインです。過去の記憶をたどりながら生きる認知症の人にとっては、やはり和の空間が望ましいと考えております。中庭にはしだれもみじの大木と水が流れ落ちる井筒がありゆったりとした時間の流れを感じます。また生駒山麓が一望でき、夕焼けの空のあとに夜空に広がる星と伴に夜景が素晴らしい家です。
比較的に身体能力が維持されておられる認知症の方に日常生活のリズムを再編成していただくためにすべてを“バリアフリーへ”の単純な思想ではなく、日本古来の生活様式に隠された「自然な体力維持・スクワット運動機能」が備わっている「畳の生活」にはリスクもありますがとても意義のある生活を楽しんでいただけます。「介護が必要だからもう畳の生活は無理」とあきらめないで欲しいです。

■メイプルリーフ (重度介護向き)
機能性とバリアフリーの思想を優先した設計でフローリング敷きの洋風生活の空間デザインです。「楓」のように中庭に居室が面している配置ではなく、全てバルコニーのある外側に面しており居室から窓の外に見える樹木のみどりや隣接保育園の子供たちの遊ぶ風景をながめられる開放的な空間です。それとは逆にリビングダイニングはプライベート性を高めた空間であり、テラコッタ風の中庭のお花といろはもみじの木々の枝葉がゆったりとした時間の流れをつくっています。またリビングには本物の暖炉を備え冬場にはしっかりと活躍しております。薪をくべてゆらめく炎をながめながら冬の夜長を穏やかに過ごしていただきます。
身体的な機能の低下が激しい方にはフローリング敷きの生活は機能性と安全性を優先してくれます。お元気に歩けなくても、車椅子生活を余儀なくされていても、安心して生活をしていただけるよう配慮しております。


● 入居の基準

 介護保険の判定で「要支援2」もしくは「要介護1~5」の判定結果の方。
 常時医療機関において治療する必要がない方
 感染症のない方
 共同生活を営める方
● ご入居までの流れ

 ① ご見学と面談・・(ご相談時期)
 ② 入居申し込み・・(仮受付)
 ③ ご本人と面談・・(正式受付)
 ④ ご家庭訪問 ・・(ご契約)
 ⑤ お引越し  ・・(ご入居完了)
*ご本人様のご見学はもちろんの事、できる限り多くのご家族親族のご見学をお願いいたします。